【出典:全訳読解古語M】
あさ-さむ【朝寒】

[名](「あさざむ」とも)秋が深くなって朝方に肌寒さを感じること。(季―秋)
[例]「今朝の――なるうちとけわざにや」〈源氏・野分〉
[訳]今朝の朝方の肌寒さによって(来客もないと)気をゆるしていたせいか。


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