【出典:コンサイスカタカナ語】
ジュネーブ[Genve]

スイス西端,レマン湖に臨む都市.風光明媚(めいび)な観光地で,赤十字本部をはじめ,多くの国際機関がある.
★ジュネーブはフランス語名.英語名ジュニーバ [Geneva], ドイツ語名ゲンフ [Genf], イタリア語名ジネブラ [Ginvra].
▼〜会議
[1] 1954年,朝鮮統一とインドシナ平和回復に関して開かれた国際会議.米国・旧ソ連およびインドシナ戦争参加諸国が参加.インドシナ休戦協定締結.
[2] 1955年,ドイツ統一とヨーロッパの安全保障などに関して開かれた国際会議.旧ソ連・米国・イギリス・フランスの首脳が参加.
★なお,1864年,赤十字創設者アンリ-デュナンの主唱により,スイス政府の主催で開かれた国際会議,またはジュネーブ軍縮会議をさすこともある.
▼〜協定
[1] 1954年に結ばれたインドシナ休戦に関する協定.ベトナム,ラオス,カンボジアの領土保全,独立の尊重と南北に分割されたベトナムが,1956年7月までに統一選挙を行うことを決めたが,米国と南ベトナムは調印しなかった.
[2] 1962年成立したラオス中立化についての協定.
★なお,1925年に毒ガス・細菌戦を禁止した 「ジュネーブ協議書」,また,1949年成立した 「捕虜の待遇に関する諸条約」 をさす場合もある.
▼〜軍縮委員会
CCD(軍縮委員会会議).
▼〜軍縮会議
[1] 1927年,補助艦制限を目的として開かれた海軍軍縮会議.日本・米国・イギリスが参加したが成果なし.
[2] 1932-33年,国際連盟が主催した軍縮会議.ドイツ・フランスの対立,ヒトラー政権の成立などで成果なく中絶.
▼〜湖
レマン湖.
▼〜条約
戦争犠牲者の保護を目的として,1864年ジュネーブで締結された条約以来,1949年まで改良を加えられた一連の条約.
▼〜精神
米国と旧ソ連を中心とする東西勢力の相互理解・協力精神.〈現〉
★1954年のジュネーブ会議の友好的雰囲気を,イギリスのイーデン首相が言い表したことば.
▼〜方式
1国の中立を関係諸国が保障する方式.
★1954年のジュネーブ会議によるインドシナ休戦協定でとられてから.


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