【出典:故事ことわざ】
(たま)(みが)かざれば器(き)を成(な)さず 《故》

[出典] 〈礼記(らいき)・学記(がっき)
どんなによい玉でも、加工して磨いて初めて価値のある宝の器物となる。それと同じように、生まれつき素質のすぐれた人でも、学問・修養を積まなければ立派な人物になることはできない。「器」はうつわ、道具。役に立つ立派な人物にたとえる。
[原文] 「玉(たま)(みが)かざれば器(き)を成さず、人学ばざれば道を知らず。是(こ)の故に……教学を先と為(な)す」


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