【故事ことわざ】
切歯扼腕(せっしやくわん) 《故》
[出典] 〈史記(しき)・刺客伝(せっかくでん)・荊軻(けいか)
[注記] 歯ぎしりをし、自分の腕を強く握りしめることから
非常にくやしがったり、怒ったりするようす。
[原文] 「樊於期(はんおき)、偏袒(へんたん)(やく)(扼)腕(わん)し、進みて曰(いわ)く、此(こ)れ臣の日夜切歯腐心せしところなり。乃(すなわ)ち今、教(きょう)を聞くを得たり、と。遂(つい)に自剄(じけい)す〔樊於期(はんおき)は、袖をたくし上げ、腕を強く握りしめつつ、進み出て言った、それこそ私が朝に夕に歯ぎしりして、心をくだいていたことであります。今はじめてお教えを聞くことができました、と。そして、自ら首をはねた〕」


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