【出典:スーパー大辞林3.0】
[0] 【蚊】

ハエ目カ科の昆虫の総称。体長5ミリメートル 内外。体と脚は細長く,口吻(こうふん)が長い。はねは二枚で細く透明。雌の成虫は人畜より吸血して痒(かゆ)みを与え,種によってマラリア・日本脳炎などの感染症を媒介する。幼虫はボウフラ,蛹(さなぎ)はオニボウフラと呼ばれ,池沼や水たまりで生活する。日本にはアカイエカ・シナハマダラカなど約100種がいる。[季]夏《わが宿は―のちいさきを馳走也 / 芭蕉》

[句] → 蚊の食うほどにも思わぬ
[句] → 蚊の臑
[句] → 蚊の鳴くような声
[句] → 蚊の涙


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